今回は、大学3回生の夏休み期間を活用した「約1ヵ月の短期留学」について、体験談を書いてみます。留学先は韓国の3大大学の一つと言われる、ソウルの延世大学(語学堂)です。
私について・私の留学について
こんにちは。美韓と申します!コロナ自粛期間中、VODを契約して韓流ドラマ三昧…。だったという人は多いのではないでしょうか?私もそのうちの一人です!
最近日本で放送されるドラマも韓国ドラマのリメイクが多く(「知ってるワイフ」や「彼女は綺麗だった」など)、日本版を見ずして先に韓国版の方を見たりしているような日々を送っております。
韓流ドラマきっかけで韓国に興味を持ち、韓国語の勉強を始めたっていう方も少なくないかと思います。
今はコロナ禍の為、海外旅行すら行くのが難しいご時世ですが、将来韓国語の取得の為、韓国への留学やワーキングホリデー等を予定にされている方に、私の経験が少しでも何かの役に立てたら嬉しいなと思い、今回初めてブログの執筆にチャレンジさせて頂いた次第です。
とはいえ、実は私が韓国に興味を持ったのは韓流ドラマではありません(笑)掴みの為に韓流ドラマの話題を使わせて頂きました、スミマセンっ(小声)
ズバリ…東方神起です!!!(これを早く言いたかった笑)
大学1年生の冬、バイトから帰宅した際、母親がリビングで音楽番組を見ていて、たまたま東方神起のパーフォーマンスが私の目に入り、ノックアウト!
あまりのカッコよさにリュックを背負ったまま、コートも脱がず釘付けになったのを今でも鮮明に覚えています。
その後年末年始の休み中はずっと東方神起の動画をあさっては情報収集しておりました。
その時の集中力と記憶力と言ったら…仕事や勉強にもその能力を使いたいものです。
おっと危ない、ヲタクブログになるところでした(笑)
でもアーティストきっかけで韓国に興味を持たれた方はもしかしたら韓流ドラマより多いのでは?
東方神起きっかけで韓国に興味を持った私が次に思ったことはひとつ。
「東方神起が言っていること、字幕・通訳・翻訳無しでわかるようになりたい!」です。
ですが思っただけで特に何か行動を起こす事もなく…
ただあまりのハマりっぷりに大学の同じ学科の友達に私がいわゆる「韓流ファン」であることは一瞬で認識されました。
そんなある日一番仲の良い友達からいきなり「1時間でハングルが読めるようになる本」という本を渡されました。
渡されたときは「え?なんで?女神?心の中が読めるの?」となりましたが、真相は、その友達のお父様が仕事で韓国出張に行かれることが多く、この本で韓国語を勉強していたことがあり、私が韓国に興味を持っていることを友達がお父様に話した際、この本でもあげたら?と言ってくれたのでした。
勉強嫌いな私…せっかく頂いた本をもらった日に一度開いて以来寝かせていました(笑)
そんな私が留学を考え出したのは大学2年生も終わる頃。
翌年から始まる就活を見据え、自分の強みの探索や経験蓄積の為に「留学」が頭に浮かんだのです。
しかし私は理系学部に在籍しており、半年~1年のいわゆるガチ留学をすれば留年は間違いなしでした(そもそも就活にも間に合わない…)。
ただでさえ通っていた大学は私立大学、しかも理系なので学費は高額であり、親には既に大金を支援してもらっていたので、4年ストレート卒業は譲れませんでした。
そのため、語学の習得ではなく、経験蓄積を目的に約1ヵ月の短期留学を決意したのでした(もちろん自分のアルバイト代で)。
ですので、本ブログは韓国語ガチ勢の方々にはあまり参考にならないかもしれません。
ですが、私と同じように「理系だけど留学してみたい(ストレート卒業と両立)!」とか「お金が足りないのでとりあえず短期で!」とか「長期留学は気が引けるけど気軽に留学してみたい!」のような考えをお持ちの方に、参考になれば幸いです。
私が延世大学に留学先を決めた理由
私が、留学先を延世大学に決めた理由についてですが、ぶっちゃけ最初から延世大学を希望していた訳ではありませんでした。
短期留学についていろいろ調べていると、予算・立地・時期・期間の条件から、梨花女子大学が第一候補でした。しかし、梨花女子大学は個人的に留学を申し込むものであり、現地でも一人で生活しなくてはならないため、とても不安を覚えました。
そんな中、当時私が通っていた大学に、提携校である延世大学に団体で短期留学するというプログラムがあることを知りました。
もちろん「周りに日本人がいたら語学留学の意味がなくなるのでは?」という葛藤もありました。ただ、このプログラムを修了すると1単位取得出来る事を知った瞬間、即決していました。
以上が延世大学を留学先に決めた理由です(笑)
延世大学(語学堂)について
延世大学校は、1957年にソウルに設立された私立大学です。「延世大」や「延大」などと呼ばれることもあります。韓国の中では、優秀な大学として「3大大学」の1つに数えられています。
韓国3大大学とは、ソウル大学・高麗大学・そして延世大学です。。それぞれの頭文字を取って、SKYと称される事もあるそうです(日本でいうMARCHのようなイメージですね。)
高麗大学と延世大学のレベルは同等らしいので、日本でいうとソウル大学が東大なら、延世大は京大みたいなイメージかなと思います(延世大学は私立ですが)
名称(日本語) | 延世大学校 |
名称(ハングル) | 연세대학교 |
所在地 | ソウル市西大門区延世路50 |
種別 | 私立大学 |
韓国大学ランキング | 第4位(※2019中央日報総合評価) |
延世大学(語学堂)の特徴
立地の良い&敷地が広い
延世大学の特徴は、なんと言っても「立地の良さ」が挙げられます。新村駅(地下鉄2号線)が最寄り駅です。梨花女子大学も近くにあり、新村は若者の街として有名なエリアです。
新村は、おそらく観光客があまり居ないエリアなので、留学後も韓国旅行の度によく足を運んでおりました。服屋さん、雑貨屋さん、ご飯屋さん、コスメショップ、カフェ…申し分ありません!
また、延世大学は何せデカい!と~っても敷地が広いです。
プライベートで高麗大学に遊びに行った時もそうでしたが、韓国の大学は日本の大学に比べて規模が大きいのだと思われます。
延世大学の敷地内には大きな大学病院もありますし、大学内を回遊するバスもあります。大学近辺を走るバスが大学内も走ります。
終バスを逃した日には、大学内の寄宿舎まで帰るのに徒歩なんて選択肢は無いです(タクシーで帰ります)
私が参加したプログラムは、延世大学内の寄宿舎で生活するものでしたが、他の留学生たちの中には他の宿泊先で生活している人もいました(ここで私の甘い妄想が覆されてしまいました。)
寄宿舎は2名1室なのですが、てっきり現地の韓国人大学生とペアになるのだと思っていたら、留学生同士でペアになるとのことで、なんと私のルームメイトはロシア人でした(笑)
韓国語の前に英語が要るやつやん…(死)
語学堂のクラス・授業について
留学初日は移動&入居手続き等で1日が潰れ、語学堂への通学は2日目からとなりました。その初日にレベル分けテスト(ペーパーテストとスピーキングテスト)がありましたが、言わずもがな私は初級クラス。
「初級以上のクラスが何段階に分かれているのか」について、当時なんの疑いもなく初級クラスに納得してしまった私は、特に気になりもしなかったので一切確認してません。
ごめんなさい!
ざっくり初級・中級・上級で、その中で細かく分かれているかもしれません。
クラス | レベル |
---|---|
初級クラス | 当時の私のようなド素人・ハングル検定5~4級やTOPIK1~2級 |
中級クラス | ハングル検定3~準2級・TOPIK3~5級 |
上級クラス | ハングル検定2~1級・TOPIK6級・日常会話レベルの韓国語が使える |
レベル分けは、納得が行かなければ相談可能です。
実は同じ大学からプログラムに参加した子で、このレベルテストで初級に決められてしまった子がいたのですが「自分のレベルはもっと上だ!!」と訴え、中級レベルに変更してもらっていたケースもありました(再テストしたのだと思われる)
語学堂のメンバーについて
まず、初級クラスのメンバー構成は下記です。
- アジア系ロシア人(男性1名)
- ウクライナ人(女性1名)
- アジア系オーストラリア人(男性1名)
- 台湾人(女性1名)
- タイ人女性1名
- 中国人女性1名
- 日本人5名(男性1名・女性1名)
最初の感想は「やっぱり日本人多い…!」と「意外と男性の参加者も居るんだな。」でした。
初級クラスがゆえ、みんな韓国語が話せる訳ではないため共通言語がないんですよね。最初の方はなんだかメンバーそれぞれがギクシャクしていました。
語学堂の先生について
授業体制としては、先生が授業で使うホワイトボードを囲むように生徒が椅子に座ります(座る場所は任意)椅子には簡易テーブルがついていて、ノートを取ったり教科書を置いて見たり出来るような仕様になっています。
先生との距離が近くとてもアットホームな雰囲気です。
また、先生は1クラスに担任が2名つきます。ハングルの説明・簡単なコミュニケーション練習の先生1人と、文法の先生1人です。2名とも女性でしたが、キャラクターが全然違ったので、授業に飽きることなく楽しかったです。
また、ウクライナ人の女性が当時15歳(どうでもいいけど、15歳には見えないくらいすごい大人っぽい子)だったのですが、おそらく初級レベルに納得出来ないまま、初級クラスに割り振られてしまったのか、最初の方は授業をすごくナメた感じで受けていたんですよね。
「そんなこと余裕でわかります」みたいなオーラを出しながら先生の質問に答える的な….。授業の雰囲気を壊してしまうような場面もしばしばありました。
「気強っ!でも若いししゃーないか…まぁ可愛い可愛い(;^ω^)」と私は思っていました。
語学堂で使うテキスト・課題について
教科書は延世大学オリジナルのものです。その中から毎日宿題が出されます。最後の方になると習熟度テスト(ペーパーテストとスピーキングテスト)が行われます。
実は、習熟度テストで点数が取れないと、単位がもらえないとのことだったので、テスト前日は遊びの予定は一切入れず必死にテスト対策の勉強をしました(笑)
ちょっとした自慢ですが、私はクラスで一番点数が良かったそうです!嬉しかった!!!
延世大学の良いところ/悪いところ
良いところ①トウミ制度
延世大学に限った話ではないかと思いますが、延世大学には「トウミ制度」があります。トウミ制度とは、読んで字のごとくトウミ=韓国語で「手助け」、留学性を手助けしてくれる制度です。
留学生1人につき延世大学の学生が語学交換として1人バディとしてついてくれる制度です。もちろん、留学生の韓国語レベルに合わせて、日本語が出来るバディがつきます。
私は韓国語が底辺レベルの為、ついてくれたのはそつなく日本語でコミュニケーションが取れるバディでした。
ただ、良いのか悪いのか私のバディは異性でした(残念ながらイケメンではなかったです笑(小声))
同性のバディがついた子がうらやましくもありましたし、異性がゆえ正直やりにくい部分もありましたが、とてもやさしい人だったので良かったです。
語学交換のため同性に縛るのが難しいのでしょうね、仕方ない…。でも同性の方が何かと安心ですよね。
もし皆さんが留学先のトウミ制度について調べられる際は、バディが同性になるのかどうかはチェックポイントになるかもしれませんね。
ちなみに私のバディは、私の帰国後に化粧品や韓国語の参考書、インスタントチャプチェなど色々送ってくれたりしました。日本に来てくれた時は私の地元を案内したりもしました。
さすがに何年も経った今、連絡は取り合ってはいませんが、たまにFaceBookでコメントし合ったりしてます。
私は大学のプログラムでの参加だったので、当たり前のように語学堂内に日本人の知り合いがそばにいるという環境でしたが、個人留学の人は頼れる人が周りにいなかったり、慣れるまでは不安でしょうから、このようなトウミ制度がある大学をおすすめします!
良いところ② 好立地
延世大学は地下鉄2号線の新村駅にあるとは先にお話しました。さらに、新村駅から西に1駅で若者のショッピングストリートがある弘大駅、新村から東に1駅で、安いコスメ店や服屋さんが立ち並ぶ梨大駅があります。本当にショッピングには困りませんでした。
また、観光地である明洞も地下鉄2号線の「乙支路4街駅」までいけば、徒歩で明洞のメインストリートまで行けますし、同じく1本で「東大門歴史文化公園駅」で下りれば、東大門まで歩いて行けます。
留学中はほぼ毎日これらの駅のどこかに行っていたと思います。それはもう夢のような日々でしたよ!
悪いところ① 寄宿舎が遠い
延世大学のイマイチな点は、寄宿舎が大学の敷地内の奥にあり、帰るのが大変でした。終バスを逃した時に備えて、タクシーで使うセリフを暗記してました(笑)
- 무악기숙사에 가주세요.(ムアク寄宿舎へ行ってください。)
- 오른쪽(右)
- 왼쪽(左)
- 똑바로(まっすぐ)
- 여기요(ここです)
悪いところ② 授業が午前中のみ
延世大学の語学堂は1日の授業が午前9時~13時の4コマのみであり、午後は自由時間です。午前中に集中し、午後は思いっきり遊ぶ…とON/OFFがきっちりしていていいなとも思えます。
しかし、午後にもっと勉強したい人もいるでしょうし、午前休みの日があれば、もっとスケジューリングのバリエーションが増えるのにな….と思う人もいるかと思います。
事実、前日にクラブではっちゃけて二日酔いでとても学校に通える状態ではなく、授業を休んでいた人もいました。
そいつはまさに私の苦手なブログラム参加者のパリピ女でした(笑)学びに来ているのに何してるんだ!?と、私はしらこい目で見てやりましたけどね(ドヤ顔)
延世大学の留学生の1日
次に、延世大学の留学生の1日をご紹介します。
延世大留学生の平日
時間 | |
---|---|
7:30 | 起床・身支度 |
8:15 | 寄宿舎発→語学堂行のバスに乗る |
8:45 | 教室に着席 クラスメイトと談笑 |
9:00 | 授業スタート |
13:00 | 授業終了 |
13:30 | 食堂でクラスメイトとランチ |
15:00 | クラスメイトと大学図書館でのんびり |
18:00 | 友達と漢江で치맥(チキンとビール) |
23:00 | 寄宿舎に帰宅・シャワー |
0:30 | 就寝 |
朝のバスは、通学ラッシュで学生が殺到するため、何台か見送ってから乗ることになります。まぁまぁ時間がかかる。乗車時間自体は5分くらい。(※寝坊した時は徒歩20分くらいかけて自力で向かう。)
延世大留学生の休日
時間 | |
---|---|
9:00 | 起床・身支度 |
10:00 | 事務所めぐりのため狎鷗亭へ |
12:00 | 狎鷗亭でランチに칼국수食べる |
13:00 | 芸能事務所めぐり |
15:00 | カフェで팥빙수を食べてひと休み |
17:00 | 明洞でショッピング |
19:00 | 東大門で夕食に닭한마리を食らう |
21:00 | 終電を無視して夜中までやっている ショッピングセンターで買い物 |
24:30 | タクシーで帰宅・シャワー |
2:00 | 就寝 |
事務所めぐりでは、SMエンターテイメントの前でEXOのメンバーに遭遇!私は東方神起一筋過ぎて当時あまり有名でなかった彼らを知りませんでした…(惜しいことをした)
韓国留学に向けて準備
留学までにどうやって語学力を高めたか
留学することが決まってから「さすがに勉強しないと….!」となり、ようやく「1時間でハングルが読めるようになる本」を手に取りました。
1時間とハングルが読めるようになるかというと、あながち間違ってはいませんが、さすがに1時間読んだからといってすらすら読めるようになりませんでした(そんなんで読めるようになったら誰も苦労しません)
ですが、この本でハングル文字の仕組みと発音についてはザクっと知ることは出来ました。ある意味この本が私の韓国語の原点です。
単なる説明だけではなくハングルの覚え方についても記載があり、感覚的にハングル文字を認識するのにとても役に立ちました。私はこの本の回し者でも何でもありません(笑)
ですので、留学前の私の韓国語レベルはハングル文字がちょっとわかる程度(例えば‘가’が‘か’だとわかるのに2~3秒はかかるイメージ)でした。
「ハングルって何それ美味しいの?」状態からこの本で一応、「時間をかければ簡単なハングル文字は読める」レベルにはなれました。
韓国留学までに申請したこと
韓国留学までに、特に何か新規に申請したり準備したものはありませんでした。
留学までに既に3回韓国旅行に行っており、パスポートは元々持ってありましたし、ある程度お金もアルバイトで貯めておりましたので、奨学金も借りませんでした。
強いて言えば、スマホが古すぎて海外対応出来るのか不安だったので、留学までにスマホを新調しました。
留学準備で大変だったこと
私の場合は大学のプログラムで団体での留学だったので、事前に2回開催された説明会が大変でした。
参加メンバーは私を入れて10名ほど。もちろんみんな同じ大学の人たちでしたが、理系学部なのは私だけで、説明会は文系学部が集まる本キャンパスにて行われました。
たった2回と言えど、入学式以来行ったことのない慣れない通学路と本キャンパスに通うみんなは定期でタダのところ私のみ別途発生する交通費を払って行くのは、正直ダルかったです(笑)
キャンパスごとでプログラムを組んで欲しかったと切に思いましたが、やはり留学プログラムを志願する理系学部の人間は少数派のようです。
そして何より大変だったというか辛かったのは、ひしひしと感じるアウェー感!私は参加メンバーの中では都会に来た田舎者状態だったと思います。このメンバーの中でやっていけるかなととても不安になりました。
また、私が理系学部というだけで陰キャを見るような目で見てくるパリピな女が1人いたんですよ!そいつとはプログラムが終わるまで打ち解けられなかったですね(笑)
大学のプログラムで参加を検討されている方は、他学部とのこのような弊害があるかもです!一応仲良くしてくれる子もいたので何とかなりました(笑)
留学に持って行くべきもの
ここでは、私が延世大学に留学してみて、持って行くべきだと感じたものを紹介します。
ポケットWi-Fi
当たり前ですが無いとインターネットを絶たれてしまうので死にます。
延長(拡張)コード
現地では、スマホとポケットWi-Fiのどちらも充電することになるので、あると便利です。また、韓国は日本より電圧が高いので、海外対応のものを使いましょう。
Cタイプ変換プラグ
韓国のコンセントはCタイプです。現地でも調達出来ますが、あらかじめ持っておくと安心です(普通に100均で売ってます)
電子辞書
もちろんスマホでも単語は調べられますが、瞬時にスマホでハングル文字を打つ能力が当時の私には備わっていなかったので、タッチペンでハングル文字を書いて検索出来る電子辞書を購入し持っていきました。
うまい棒
ふざけてる?って思ったでしょ(笑)本気です。現地で出会った人に配る用に持っていきました。なぜうまい棒かというと、おぼろげな記憶ですが当時「外国人に喜ばれる日本のお菓子」とかで調べて出てきた中で一番安くても軽かったからだったと思います。無事好評頂けましたよ!
これから延世大学に留学したい人へ
いかがでしたか?私の短期留学の体験記を紹介しました。本っ当にあっという間に過ぎ去った時間でした!
最初の方は授業後の予定が埋まらなくて、大学敷地内にある簡易なジムでランニングマシンを走ったりして寂しさを紛らわしたりするくらい、寂しくて早く帰りたいと思ったこともありました。
途中からは「毎日どんだけ遊んでてん?」と思うほど代わる代わる誰かと一緒にいましたし、予定が埋まるほどになりました。
そして最終日にはもっと長くいたかった…心からそう思いました。
率直に言いますが、このまま留学を続けていたら1年以内には韓国語ペラペラになれそう!と短期留学ながらも感じました。
それはこの1ヵ月で自分のレベルアップをすごく感じたからです。特に基礎中の基礎ではありますが、発音の学びは大きかったと思います。
우と으や오と어の発音の違いはこの留学で分かるようになりました。애と에や외と왜の発音の違いは未だに分かりませんが(担任の先生いわく韓国人も分からない人が多いのでケンチャナヨらしい)
そして日常で嫌でも韓国語を使わないと行けないため、へたくそな韓国語でも臆せずどんどん使える度胸がつきました。
しかし、帰国してから数年後に韓国に旅行した時にはその度胸がもうなくなってしまっていました。帰国後も勉強を続けていたので、当時より語学力も上がっていて本当は韓国語で注文出来るはずなのに「伝わらなかったらどうしよう」とか「あ?(韓国人特有のやつ)」って言われるのが怖くて。日本語で注文してしまったりしてます(「あ?」って言うのに悪気ないことは分かってますが、やっぱり怒られてる気がして慣れない笑)。
なので、その度胸のまま突っ走れていたら今頃はペラペラだったのになーなんて思っています。
また、私の短期留学の目的であった「経験蓄積」についてはばっちり果たせたと思っております。
多国籍な人々とコミュニケーションを取る機会なんてなかなかないじゃないですか。
ルームメイトやクラスメイトとコミュニケーションを取ることで国ごとの気質みないなものも大変勉強になりました。
少し余談ですが、私と同じクラスだったプログラム参加者の2人はなんと二人とも帰国子女で英語がペラペラだったんですよ!
なので彼女たちは得意の英語でどんどんクラスメイトとコミュニケーションを取っていて、ボロボロの英語力の私はクラスメイトに話しかける勇気が無く取り残されていました。
ですが授業の中でクラスメイトと言葉を交わしていくうちに積極性が芽生えてきて、ボロボロな英語力でも伝わるもんは伝わる精神でガンガンコミュニケーションを取れるようになっておりました。
また、逆に私のボロボロな英語力に親近感を持ってもらえたのか、周りの外国人クラスメイトがすごく優しく接してくれた気がします(笑)
最後のほうにはウクライナ・タイ・台湾・中国・日本(私)の女の子5人のグループで行動するくらい仲良くなれました。
そのため、韓国語はもちろんですが英語で会話する度胸も身につきました(今はもう皆無です笑)。
本当に良い経験になりました、私の財産です。
もちろんこの経験をネタになんとか就職することもできました!
最後に
少しでも留学に興味のある方、短期留学でもやってみる価値はありまくりですよ!
チャレンジすることに無駄なんて絶対ありません。
興味を持ったその日が、もうチャンスです。
自分の気持ちに素直になって、思い切って決心してみてください。
そしてもし、語学への道を極めたいと思っているならぜひ長期留学をしてください。
私は、大学のストレート卒業と就職を優先した為、長期留学(語学の習得)は諦めてしまいましたが、目指せる環境・考えをお持ちなら是非チャンスを掴んで欲しい、と切に思います。
学生の方もそうでない方も、チャレンジすることに早いも遅いもありません。
もう一度言います、興味を持ったその日がチャンスなんです。
このブログを読んでくださった方の迷っている背中を少しでも押せたら…そんな思いで、このブログを絞めようと思います。
ここまで読んでくださった方、本当にありがとうございました。
あんにょん♡美韓
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学生の方は、自分の学校が提携している(単位交換ができる)韓国の大学が無いか必ずチェックしましょう。