今回は韓国語の「履く」と言う意味の「신다」について解説します。靴や靴下などを「履く」という動作は必ず毎日あります。知らないわけには行かない単語ですので、ぜひマスターしましょう!
韓国語の学習で悩ましいことの一つが、単語の活用ですよね。安心してください。今回の「신다」は、変則活用がなく規則的な活用だけを使います!何度も使いながら、韓国語動詞の活用についてもしっかり学びましょう。
文法「신다(シンタ)」の意味や時制
まずは「신다」の文法的な意味をおさらいします。
基本形 | 신다 |
意味 | (靴下・靴などを)履く |
読み方 | シンタ |
品詞 | 動詞 |
漢字語 | なし |
レベル | ハングル検定4級, TOPIK2級 |
次に「신다」の時制をみていきましょう。
文法 | ハングル | 読み方 |
---|---|---|
現在形 | 신습니다 | シンスムニダ |
現在進行形 | 신고 있다 | シンゴイッタ |
連体形 | 신은 | シヌン |
過去形 | 신었다 | シノッタ |
過去進行形 | 신고 있었다 | シンゴイッソッタ |
過去連体形 | 신는 | シンヌン |
未来形 | 신겠다 | シンゲッタ |
疑問形 | 신겠습니까? | シンゲッスムニッカ |
そして「신다」の活用です。
文法 | ハングル | 読み方 |
---|---|---|
パンマル(タメ口) | 신어 | シノ |
ヘヨ体 | 신어요 | シノヨ |
ハムニダ体 | 신습니다 | シンスムニダ |
韓国語のタメ口や敬語表現については、下記記事でくわしく解説していますよ!
語幹の活用も規則的で、どちらかというと理解しやすい単語だったのではないでしょうか。文法のルールを覚えてしまえば、あとは単語を当てはめていくだけで語彙がどんどん増えていきます。「신다」を使って、文法のルールを覚えてしまいましょう。
「신다(シンダ)」と「입다(イプタ)」の違い
ところで、みなさんは「신다」と「입다」の違いはご存知ですか?何かと混同しやすい2つの単語、違いを復習しておきましょう。
- 「신다」→ 靴、靴下、タイツなど
- 「입다」→ 服、スカート、ズボン、下着など
ちなみに、眼鏡や帽子は「쓰다(使う)」を使います。
日本語ではスカートやズボンなど、足から身に着けるもの全般を「履く」と表現しますよね。韓国語の場合は、履物か衣服かで区別するので注意しましょう!
「신다(シンダ)」の音声付き例文
ここでは「신다」の例文を音声付きで解説します。
신발을 신어 주세요.
靴を履いてください。
양말을 신고 있습니다.
靴下を履いています。
한번 신어 볼까요?
一度履いてみますか?
오늘 새 신발을 신고 있어요.
今日新しい靴を履いています。
신발을 신어!
靴を履け!
새 양말을 신었습니다.
新しい靴下を履きました
신는 신발은 새로운 것입니까?
履く靴は新しいものですか?
내일은 하양 신발을 신겠습니까?
明日は白い靴を履きますか?
새 신발을 신고 싶습니까?
新しい靴を履きたいですか?
양말 신고 있어.
靴下履いてるよ
いかがでしたでしょうか?「신다」という動詞について解説しました。「履く」という動詞は使いみちが限られますが、自分の動作を説明したり、相手に伝えるときには欠かせない単語です。何度も使ってみて、マスターしてしまいましょう!
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「履く」って韓国語で何と言うんだろう?