ハングル能力検定(ハン検)とは?
1993年から日本で始まった韓国語検定試験の先駆け的存在。通称「ハン検」
日本で「ハングル」を普及させ、学習者に公平な社会的評価を与えることなどを目的に設立されました。
初心者からでも取得しやすいレベル設定となっており、5・4級は比較的容易に取得することができます。
一方で、3〜1級になると、難易度がかなり上がり合格率が一気に落ちるのが特徴です。
ただし、あらかじめ出題範囲や対策問題集が出版されていることから、学習するための環境は十分整備されていると言えるでしょう。
試験の種類 | 5級・4級・3級・準2級・2級・1級 |
試験科目 | 聞き取り・筆記・書き取り(マークシート式) |
開催時期 | 6月と11月 |
試験場所 | 全国35箇所 |
URL | https://www.hangul.or.jp/ |
TOPIK(韓国語能力試験)との違いは?
TOPIKとハン検の違いについては、下記の記事をご覧ください。
ハングル能力検定(ハン検)の勉強法
アウトプットとインプットの量を同程度にする
昨今、アウトプットの重要性が巷で叫ばれ続けていますが、それは韓国語学習においてもとても重要なことです。
語学学習は、周りにネイティブがいない場合、どうしてもテキスト中心で孤独な学習になりがちです。
しかし、学んだことを積極的に使ってみること(=アウトプットすること)がとても大事だと言われています。
スマホのアプリでネイティブとフリートークをしたり、
韓国人の友達を作って実践してみることはとても重要です。
テキストを使って体系的に学ぶ
いくらアウトプットが重要とはいえ、文法や単語などを知らないと何も始まりません。
基本的な単語や文法は事前にテキストで学習し、それを実戦で使用し、反応を見ながら発音を修正したり覚え直したりすると良いでしょう。
ネイティブに使ってアウトプットする
私自身、恋人が韓国人ということもあって、日頃から韓国語を使う機会が多いです。
覚えたての変な韓国語を使ってみて、直してもらうことで圧倒的な成長スピードを感じています。
そんな方は、最寄りの韓国語教室を探してみてください。
一部の都市の韓国語教室をまとめておりますので、こちらもご覧ください。
各級の合格に必要な勉強時間と難易度は?
難易度 | 勉強時間(およそ) | |
5級 | 初歩・ハングルが読める | 60分授業×40回 |
4級 | 基礎・決まり文句や短文が読める | 60分授業×80回 |
3級 | 日常の基礎・慣用句が分かり長文が読める | 60分授業×160回 |
準2級 | 幅広い韓国語・適切なコミュニケーション力 | 60分授業×約200回 |
2級 | 表現に不自由がない 適切な言葉選び・ニュアンスがわかる | 十分な実用経験 |
1級 | 自由自在に言語を使用することができる | 十分な実用経験 |
【5級】おすすめの参考書・テキスト・単語帳・過去問
テキストでまずは体系的に学ぶ
単語帳で必要な単語を補う
過去問で試験前に総仕上げ
【4級】おすすめの参考書・テキスト・単語帳・過去問
テキストでまずは体系的に学ぶ
単語帳で必要な単語を補う
過去問で試験前に総仕上げ
【3級】おすすめの参考書・テキスト・単語帳・過去問
テキストでまずは体系的に学ぶ
単語帳で必要な単語を補う
過去問で試験前に総仕上げ
【準2級】おすすめの参考書・テキスト・単語帳・過去問
テキストでまずは体系的に学ぶ
単語帳で必要な単語を補う
過去問で試験前に総仕上げ
まとめ|教材選定から計画的に進めよう
もしあなたが、これからハングル検定の5級を受けようと思っている方なら、一つ注意してほしいことがあります。
それは「戦略的に学習を進めていくこと」です。
最終目標は、韓国語を自在に操れるようになることですから、それに向けて無駄なことはせず、できるだけ近道を選ぶ方が良いに決まっています。
- 体系的に学ぶテキストは同じ出版社のものを使う
- 単語帳は、既に覚えた単語を無視して読み進める
- 韓国人と話す機会(語学学校など)に参加することをいとわない
- 韓国語に囲まれる環境に身を置く
上記はとても大切な要素だと思います。
ぜひ、ハングル検定合格と韓国語マスターのために意識してみてください。
参考|おすすめの韓国語教室をご紹介
もちろん独学でも十分に上達しますが、やはりプロに教えてもらうことは上達への近道だと思います。
下記の記事では、全国的に人気な韓国語スクールをご紹介しています。