韓国語のゴカッタ(-것 같아)の意味を解説
みなさん、こんにちは。チェゴハングルのシュニです。
今回は、韓国語のゴカッタ(-것 같아)の意味を解説していきたいと思います。
このような表現を聞いたことがある人も多いのでは無いでしょうか?
実際に韓国人がとてもよく使う表現で、使いこなせば韓国語ネイティブにぐっと近づけるので、是非覚えてくださいね!
そもそも形容詞「같다(カッタ)」の意味は?
そもそも「-것 같아(ゴカッタ)」の中で使われている「같다(カッタ)」とは何者かというと、「同じだ」や「〜のようだ」という推測の意味を表す形容詞です。
そのため「同じだ」という意味で下記のような文章も作れます。
우리, 같은 고등학교 출신이야!
(私たち、同じ高校出身だよ!)
しかし、今回の単語は「〜のようだ」の方の意味を用います。
저 사람은 아이돌 같아요.
(あの人はアイドルのようです。)
「-것 같아(カッタ)」の使い方
次に「-것 같아(カッタ)」の文法について、詳しく見ていきましょう!
現在形
귀엽다 + -것 같아 → 귀여운 거 같아
(可愛いと思う)
過去形
맛있다 + -것 같아 → 맛있었던 거 같아
(美味しかったと思う)
未来形
맛있다 + -것 같아 → 맛있을 거 같아
(美味しいと思う)
可能形
먹다 + -것 같아 → 먹을 수 있을 거 같아
(美味しそうだ)
ちなみに「〜のようだ」と訳すと日本語がおかしい場合は「〜と思う(推測)」と訳すことも多いです。
ゴカッタ(-것 같아)を使った例文
ここでは「ゴカッタ(-것 같아)」を使った例文を見ていきます。
일이 너무 많아서 미칠것 같아 ….
(イリ マナソ ミチルコ カッタ)
仕事が多すぎて頭おかしくなりそう…。
아닌거같은데?
(アニンゴガットゥンデ)
違うと思うけど?違うぽいけど?
그런 것 같아.
(クロンゴカッタ)
そうみたい。
너무 좋아 미칠 것 같애.
(ノム チョア ミチルコカッタ)
めっちゃ嬉しくて、狂いそう!
※俗語のため文法的には誤りがありますが、よく使われる表現です。
세상을 다 가진 것 같아요!
(セサンウル タ カジンゴ ガッタヨ)
めっちゃ嬉しいです!
※直訳すると「世界を全て手に入れた見たいです!」
「-것 같애(カッテ)」と「-것 같아(カッタ)」の違い
ところで、実際の韓国人の発音を聞いていると「같아(カッタ)」が「같애(カッテ)」に聞こえることがあると思います。果たして、どのような違いがあるのでしょうか?
2つの単語に特に大きな差は無いですが、文法的には「같아(カッタ)」が正しいです。
ただし、会話で発音する際は「같애(カッテ)」を使う人も多いのも事実です。
これには、ソウル訛り(方言)説や、もともと「같다」が「갇하다」から派生して生まれた単語なので「하다」のヘヨ体の名残とも言われています。
日本語もそうであるように、言葉は脈々と変化していくものですから、書き言葉と話し言葉が違うこともありますね。
まとめ | 韓国語のゴカッタ(-것 같아)
いかがでしたでしょうか?
今回は韓国語の「ゴカッタ(-것 같아)」の使い方や意味を説明しました。
本記事が皆さんの参考になれば幸いです。
韓国語を始めようと思っている皆さんは、ぜひ下記記事もご覧ください!
アニンゴガットゥンデ?
(아닌거같은데?)