韓国語で「国」を表す「나라(ナラ)」について優しく解説

韓国語で「国」を意味する「나라(ナラ)」

みなさん、アンニョンハセヨ！チェゴハングルのシュニです。
今日は、韓国語で「国」を意味する「나라(ナラ)」について紹介します。

似た単語に「国家」を韓国語読みした「국가（クッカ）」もありますよ！
また、「나라(ナラ)」は昔から韓国に存在する固有語です。

「나라(ナラ)」を用いた例文

세계에는 많은 나라가 있어요.
（セゲエソヌン マヌン ナラガイッソヨ）
世界にはたくさんの国がある。

나라끼리 사이가 나빠도 우리는 관계가 없어요.
（ナラキリ サイガ ナッパド ウリヌン クァンケガ オプソヨ）
国同士は仲が悪くても、私たちには関係がない。

우리나라 만세!
（ウリナラ マンセ）
私たちの国、万歳！

「우리나라 만세（ウリナラマンセ）」という表現は、韓国の国歌にも登場します。

韓国語で国名を覚えよう

ここでは、有名な国名を韓国語で紹介します。
日本語と発音が似ている国もあれば、全く異なる国もあるので面白いですよ！

日本語の「奈良」との意外な関係

「나라（ナラ）」と日本の「奈良」は、偶然発音が似てしまった訳では無いかもしれません。
実は「나라（ナラ）」という単語は15世紀に「나라ㅎ」という単語として初めて文献に出現します。
韓国の国立国語院によると、これらの言葉は中国や満州の言葉とも共通の祖先をもっているとされます。

実際に「라（ラ）」は、国などの特定地域を示す意味があるため「신라（新羅/シルラ）」や「탐라（耽羅/タンラ）」といった古都の名前にも使われていますよね！
そのため、日本の古都・奈良も同じ語源から成り立った言葉とも言われています。

いかがでしたでしょうか。
今回はハングルで「国」を意味する「나라(ナラ)」について紹介しました！
本記事が皆さんの参考になれば幸いです。