좋아(ジョア)は「良い」좋아해(ジョアヘ)は「好き」
좋아(ジョア)は「良い」という状態を表す表現です。
一方で、좋아해(チョアヘ)は「好きだ」「嬉しがる」というあなた自身の心の動きを表す表現です。
2つの表現はとても似ていますので、
それぞれ混同して使われることが多いですが、明確な違いがありますので注意しましょう。
좋아해요(チョアヘヨ)は、좋아해(チョアヘ)の敬語
また、よく「좋아해요(チョアヘヨ)」という表現も耳にしますよね。
これは、좋아해(チョアヘ)の敬語表現になりますので、「好きです。」という意味になり、年上・目上の人に使います。
좋다と좋아하다の文法的な違いは?
좋다は形容詞
좋다(チョッタ)は、文法的には形容詞に分類されます。
形容詞とは、物事の状態を表す言葉で、日本語では「〜い」で終わります。
今回も「良い」のように「〜い」で終わっていますよね。
좋아하다は動詞
좋아하다(チョア-ハダ)は、文法的には動詞(他動詞)に分類されます。
動詞とは、何かの動作を表す表現で、他にも「歩く」「食べる」などがありますよね。
どう違う?それぞれの使い方
좋아(チョア)の使用例
(マドンソクの筋肉がいいです!)
좋아해(チョアヘ)の使用例
(私は、カンジャンケジャンが好きです。)
(スンデが本当に好きなんですよ〜)
ニュアンスの違いを理解する
とはいえ、下記のような場合、どちらも同じように「好き」の意味で捉えることができるため、少し困惑します。
(私は野球が好きです)
(私は野球が好きです)
この場合、形容詞の좋아요は、野球とサッカーを比べて「野球が好きです。」というニュアンスが含まれています。
ただ、野球が好きな気持ちを表現したい場合は、形容詞の좋아요は使えず、動詞の좋아해を使うように意識しましょう。
好意がある相手に使うフレーズは?
좋아해(チョアヘ)より사랑해(サランへ)
好意がある相手には、좋아해(チョアヘ)よりも사랑해(サランへ)を使うことをおすすめします。
日本人の感覚だと、사랑해は「愛している。」に該当するため少し仰々しく、小っ恥ずかしい表現に感じますが、これは恋人同士で使う一般的な表現です。
好きの反対「嫌い」も注意|싫어と싫어해
好きの反対表現の「嫌い」も混同しやすい表現がありますので注意しましょう。
基本的には今回の좋아/좋아해と同様の関係です。
今回のまとめ
いかがでしたでしょうか。
좋아(ジョア)は「良い」
좋아해(チョアヘ)は「好きだ」
と覚えれば基本的には問題ないでしょう。
文法的な違いこそあるものの、何回も使用する中で慣れてこれば間違えることはありません。
やはり韓国語の文法は体系的に勉強しよう
韓国語の初学者なら、体系的に学んでいくことを強くオススメします!
今回のように、形容詞と動詞の使い分けなど、間違えやすい表現は文法的な部分からしっかり理解したほうが、確実な記憶として定着するからです。
私がオススメするのは、できる韓国語シリーズです。
初級〜中級までありますが、1冊ずつ着実に学べば、実力がつきます。
これを使ってぜひ学んでみてくださいね。
(私、夜ご飯はサムギョプサル がいい)