「〜ですが」は韓国語(ハングル)で何と言う?例文フレーズも紹介
みなさん、こんにちは!アンニョンハセヨ!
チェゴハングルのシュニです。
今回は「〜ですが」といった否定・逆接・前置きの韓国語(ハングル)を表現する方法をご紹介します。
否定・逆接とは、「ですが」の後に続く言葉が「ですが」より前の言葉の対立・反対の意味になる文のことです。
前置きとは、「ですが」の前の言葉を前提にして後の言葉が成り立つような文のことです。
韓国語(ハングル)を学びはじめのときは、どうしても語尾を『〜에요(〜エヨ)』や『〜입니다(〜イムニダ)』といった基本文法を使いがちです。
もちろんそれでも意味は充分に伝わりますが、これから紹介する『〜데(〜デ)』などのフレーズを使いこなせば、さらにネイティブぽい韓国語表現にぐっと近づきますよ!
“前置き”の『〜데/〜デ』は文中で使う
動詞や形容詞 +『〜(ㄴ/은/는)데/〜ンデ』〜ですが
まずは、主に動詞や形容詞の語幹につく『〜(ㄴ/은/는)데/〜ンデ』です。
日本語に訳すと「〜ですが」といった意味になります。
否定や逆接というよりも、前置きの意味合いで使われることが多いです。
ちなみに、文末で使われる場合は『〜데요(〜デヨ)』のように「〜요(ヨ)」をつけて丁寧な表現にすることもできます。
『〜(ㄴ/은/는)데/〜ンデ』の例文フレーズ
形容詞/動詞+『〜(ㄴ/은/는)데/〜ンデ』の例文は以下の通りです。
このお花は美しいんですが、トゲがあります。
このキムチチゲは、辛いですが美味しいです。
朝ご飯食べたのに、もうお腹すいた。
一生懸命やってるんだけど、怒らないで。
私もやってみたいのですが….。
名詞 +『〜(ㄴ/인)데/〜ンデ』〜ですが
名詞に接続する場合、『〜(ㄴ/인)데/〜ンデ』を用います。
もちろん、日本語訳は「〜ですが」になります。
- 名詞には、『〜(ㄴ/인)데/〜ンデ』をつける
ただし、語幹がパッチムで終わる場合は、”〜인데(インデ)”
パッチムで終わらない場合は”〜ㄴ(または인)데(ンデ)”を用います。
例文
名詞 +『〜(ㄴ/인)데/〜ンデ』の例文は以下の通りです。
私は日本人ですが、K-POPが本当に好きです。
彼女は女優ですが、歌も歌います。
否定・逆接・前置きの『〜지만/〜ジマン(〜ですが)』は文中で使う
文中で使う『〜지만/〜ジマン(〜ですが)』も、動詞や形容詞に接続されます。
先ほど紹介した『〜(ㄴ/은/는)데/〜ンデ』とは違い、パッチムの有無にかかわらず語幹に接続すれば良いです。
また、『〜(ㄴ/은/는)데/〜ンデ』は否定や逆接の意味で使われないのに対し、『〜지만/〜ジマン(〜ですが)』は否定や逆接、前置きの意味で使うことができます。
例文
私は日本人ですが、K-POPが本当に好きです。
彼女は女優ですが、歌も歌います。
否定・逆接の『하지만 (ハジマン)』『그러나 (クロナ)』は接続詞
『하지만 (ハジマン)』は主に会話で使われる単語で、否定・逆接の意味を表します。
これまで紹介してきた単語とは異なり、文頭で使うことにより接続詞の役割を果たします。
日本語で言うと、文頭の「しかし」や「ですが」に該当します。
『그러나(クロナ)』は、『하지만 (ハジマン)』と同様に否定・逆接の意味を表します。
また、使い方も一緒ですが、主に文章を書くときに使われます。
例文
ですが、大丈夫ですよ。
しかし、なぜなんでしょうか。
まとめ|「〜ですが」は韓国語(ハングル)で何と言う?
いかがでしたでしょうか。
今回は、韓国語(ハングル)で「〜ですが」と表現する方法をご紹介しました。
一言で「〜ですが」と言っても、否定や逆接、前置きの意味があります。
さらには、話し言葉や書き言葉でも、使う単語が違います。
今回ご紹介した単語を使いこなすことができれば、さらにネイティブぽい韓国語表現にぐっと近づきますよ!
本記事がみなさんの参考になれば、幸いです。
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ただし、語幹がパッチム”ㄹ”で終わる場合は、”ㄹ”が脱落します。
語幹がパッチムで終わる場合は”ㄴ”、ない場合は”은”を使います。