ご飯泥棒・ 絶品ヤンニョムケジャンの作り方
今回は、日本でも知る人ぞ知る絶品韓国料理・ヤンニョムケジャンを作ってみました。
生の渡蟹を食べる文化があまりない日本では、これを食べるためにわざわざ渡韓する旅行客もいるほどです!
私自身、初めてケジャンを食べた時の衝撃が忘れられません。
ご飯を何杯でも食べられる「ご飯泥棒」という名にふさわしい絶品グルメでした。
今回、たまたま近所のスーパーで生きたワタリガニを手に入れることができたので作ってみましたよ!
カニのキムチ|ヤンニョムケジャンとは?
生の渡蟹(ワタリガニ)の薬味だれ漬け
無理やり日本語に意訳すると、こんな感じでしょうか。
生きた渡蟹をそのまま捌いて、唐辛子や生姜などの香辛料とともに作ったコチュジャン風のタレに漬け込ませて食べる料理です。
日本では「蟹のキムチ」と呼ばれることもあるようですが、韓国人の間でそのような認識はなく、ケジャンはケジャンという特別な料理なのです。笑
カンジャンケジャンと並び「ご飯泥棒」と呼ばれる
韓国では、もう一つ醤油ベースのタレに漬け込ませた「カンジャンケジャン」という料理もあるのですが、それと並んで「ご飯泥棒(밥도둑)」と呼ばれています。
蟹から溢れ出した濃厚なエキスが合わさった玉ねぎやニンニクベースの辛味タレが、ご飯と混ぜるとめっちゃ美味しいんです!!!
食中毒になる?
「ケジャンを食べて、食あたりになった!」という声をたまに耳にします。
生の蟹ですので、当然鮮度が落ち、不衛生な状態になると危険度が上昇します。
ですので、ケジャンを作る・専門店で食べる場合には
- 生きた新鮮なワタリガニを使うこと
- ネットの口コミを確認するなど、有名な店舗で食べること
以上を徹底する必要があります。
それでも当たる可能性は排除できません。
しかし、それは鮮魚のお刺身や生牡蠣を食べるのと同じような確率で当たる可能性があるということです。
本レシピを参考に作った際に発生した如何なる衛生上の問題も負いかねます。あくまで自己責任で、お試しください!(でもおいしいです)
日本にあるものだけで作れる本格レシピ(作り方)
材料(3~4人前)
全て日本で手に入れられる食材でご準備いただけます。
また、醤油も韓国のものでなくても若干日本人好みの味にアレンジされて美味しいですよ!
生きた蟹(ワタリガニ) | 4杯 |
醤油 | 1カップ |
唐辛子(粉) | 大さじ5 |
砂糖 | 小さじ2 |
水飴 | 大さじ1 |
塩 | 小さじ2/1 |
みりん | 大さじ2/1 |
ニンニクのみじん切り | 3かけら分 |
生姜・ねぎ | 各大さじ2 |
玉ねぎ | 1/2個 |
唐辛子(青・赤) | 2本 |
コショウ | 適量 |
ごま | 適量 |
作り方
生きた渡蟹を用意し、下準備する
蟹は季節によって美味しい性別が違いますので、注意する必要があります。
冷凍して動きを弱らせる
購入したら冷凍庫で30分ほど冷凍させることをお勧めします。
元気な状態でさばくと暴れて大変な上に、防御反応で自分の腕を自ら切り落としたりするので、せっかくの腕が勿体ないです。
綺麗に洗う
ブラシを使いながら綺麗にカニを洗ってあげます。
甲羅は取り外してしまうので、丁寧に洗う必要はありません。
腕と腕の間(人間の脇の部分)は特に丁寧に洗ってあげましょう。
甲羅を取り外して、食べやすいサイズに切る
お腹側にある尻尾のような部分(フンドシ)を切断し、そこから甲羅をこじ開けます。
その後、顔の部分を切り落として、エラや足の先端(身の詰まっていない部分)を取り外していきます。
内臓の部分を綺麗に洗い、半分の半分サイズにしましょう。
タレを作る
玉ねぎをあらかじめミキサーで液状にしておきます。
そこに、 必要な材料を投入して混ぜながら、好みの味になるように整えていきます。
※赤・青唐辛子は非常に辛いですので、ご注意ください!
タレを作る
タレに切った蟹を絡めて漬けていきます。
冷蔵庫で数時間寝かして仕上げにごま油を少しかければ完成です!
食べ方|しゃぶって食べる!
食べ方なんて特にありません。
とにかく食べたいように食べれば良いのです。
私はとにかく食らいつきます。
ビニール手袋で食べるのが本場
サンチュ×ご飯×サムギョプサル×タレ =幸せ
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